1998-08-31 ArtNo.16306
◆<印度>7月の軽商用車販売復調、大型商用車は不振持続
【チェンナイ】自動車市場の不振が続く中で7月の軽商用車販売(LCV)には復調の兆しが生じたが、大型商用車(HCV)は下降線をとどめることができなかった。
インド自動車製造業者協会(AIAM)の発表によれば、7月のLCV販売は4387台と、昨年同月の3733台に比べ17.51%の成長を見た。しかし4-7月を通じては1万6659台と、昨年同期の1万8614台に比べ依然として10.50%のマイナス成長となっている。
年初4カ月のHCV販売は40.4%ダウンし、特に業界リーダーのTelcoの市場シェアは昨年同期の74%から63%に後退した。
7月の乗用車販売は3万7993台と5.58%ダウン、年初4カ月のそれも3.19%下降した。Maruti Udyog Ltd(MUL)の7月の販売台数も前年同月の3万3026台から3万2008台に縮小、6月に続き連続マイナス成長をマークした。とは言え年初4カ月ではなお2.34%のプラス成長を保った。MULの年初4カ月の多目的車両販売は3万4160台と、昨年同期比18.05%下降した。
自動2輪車の年初4カ月の販売成績は、スクーターが14.05%、モーターサイクルが22.85%、モーペッドが8.75%、それぞれプラス成長をマークした。(THBL:8/30)
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