SEAnews 1998-08-31 ArtNo.16305

【クアラルンプル】タイヤ再生等を手がけるオートウェイズ・ホールディングズBhdは経営の建て直しを目指して、今年11月末までに組織の再編計画を発表する。
オートウェイズのチュア・シンハン重役(MD)が28日の年次総会後語ったところによると、ウタマ・マーチャント・バンカーズの支援下に再編計画の立案作業が進められており、完成次第、証券委員会に提出する。再編計画には、減資、債務再編、新株発行、新資産の注入が含まれる。
オートウェイズは1997年12月期に2億3793万7000Ｍドルのグループ税引き前損失を計上、会社レベルでも1億3100万Ｍドルの損失を出した。前年にはそれぞれ838万7000Ｍドルと657万Ｍドルの税引き前利益が計上されていた。
同社は目下乗用車用タイヤの再生技術の導入を目指し、欧州企業と交渉を進めており、交渉は向こう6ヶ月間に妥結する見通しだ。また東アフリカ、中東、台湾、中国等からタイヤ再生用ハイエンド・ラバー原料の引き合いも受けていると言う。(STAR:8/29)