【クアラルンプル】マラヤン・ユナイテット・インダストリーズBhdの57.7％子会社、パン・マレーシア・セメント・ワークスBhd(PMCW)はアソーシエーテッド・パン・マレーシア・セメントSdn Bhd(APMC)の50％の持分とセメント／建材に関わる全ての企業権益を、合計13億Ｍドルでマラヤン・セメントBhdに売却する。
同売却収入はＰＭＣＷの4億8000万Ｍドルの借入の返済に当てられ、残りの8億2000万Ｍドルは再投資されるまで預金、利子を稼ぐことになる。
売却されるAPMC以外の企業権益はAPMC Resources Sdn Bhdの50％持分、APMC Enterprises Sdn Bhdの50％持分、CMCM Perniagaan Sdn Bhdの50％持分、PMCWS Enterprise Pte Ltdの50％持分、Twincem Shipping and Trading Co Pte Ltdの50％持分、Pan Malaysia Cement Works (Singapore) Pte Ltdの50％持分。
ＭＵＩはこれによりホテル、食品、小売りの3中核部門に一層集中できる。ＰＭＣＷはまたそのキャッシュ・ポジションを大幅に強化し、域内景気の後退に伴う投資機会を有効に利用できる。ＡＰＭＣグループの売却によりＰＭＣＷは7億2300万Ｍドルのキャピタル・ゲインを実現、1998年12月期の1株益は97.8Ｍセントアップ、1株当たりの純有形資産も2.75Ｍドルに96.4Ｍセント上昇する。(ST,BT:8/29)