1998-08-29 ArtNo.16288
◆<馬>第2四半期GDP成長率マイナス6.8%
【クアラルンプル】マレーシア経済は今年第2四半期に6.8%のマイナス成長を記録、第1四半期の-2.8%を上回る一層深刻な後退を見た。
中央銀行がこの日発表したところによれば、今年第1四半期の経済成長率は当初発表されたマイナス1.8%より深刻なマイナス2.8%に訂正された。
マレーシアの国内総生産(GDP)が今年第2四半期に6.8%のマイナス成長を記録した主因は製造業が-9.2%(第1四半期-2.4%)、建築業が-22%(同-10%)、農業が-9.6%(同-2.8%)、鉱業が-22%(同-2.4%)と軒並みマイナス成長を記録したこと。サービス業の成長も第1四半期の2.9%から1.7%に一層鈍化した。
こうした状況から今年通年の成長率も当初予想された1~2%のマイナス成長を上回る落ち込みが予想されると言う。ちなみに今年のインフレ率は第1四半期が4.3%、第2四半期が5.7%だった。(NST,MBT,STAR,ST,BT,LZ:8/28)
|
|