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	1998-08-27 ArtNo.16261 
	◆<印度>年初3カ月の自動車販売、二輪車を除き不振持続 
	【ムンバイ】年初3カ月(4-7月)の自動車販売は二輪車を除き、いずれも不振な成績に終わった。 
  インド自動車製造業者協会(AIAM)の発表によれば、中型/大型商用車(M/HCV)は、昨年同期比40%減の1万8795台、軽商用車(LCV)は11%減の1万6659台、乗用車も2%減の13万3499台にとどまった。 
  M/HCV販売ではTelco(11810台)が50%、アショック(6853台)も13%、それぞれ売り上げを後退させた。同部門は、リセッションに伴う陸送業界の需要減退で打撃を受けた。 
  乗用車ではMaruti Udyog Ltd(MUL)が2%増の11万403台を記録、新参のホンダ・シエルが3377台で2位に付けた。しかし他社は軒並み売り上げ台数を下降させた。 
  二輪車では、モーペッドが9%増の21万8998台を記録。Bajajオート(1万9380台)が44%、キネティク・エンジニアリング(4万8864台)とTVSスズキ(10万7266台)が各10%売り上げを伸ばした。 
  スクーターではBAJAJオート(28万286台)が18%、LML(11万3623台)が14%、TVSスズキ(2万7797台)が49%、それぞれ売り上げを伸ばしたが、キネティク・ホンダは29%減の2万5582台にとどまった。 
  モーターサイクルはヒーロー・ホンダが29%増の15万9112台、Bajajオートが21%増の11万104台、TVSスズキが28%増の8万653台、エスコーツが10%増の5万6909台と続く。 
  自動3輪車販売は全体で16%減の6万1206台にとどまり、マーケット・リーダーのBajajオートは12%減の5万3435台だったが、Bajajテンポは昨年同期の2427台から3538台に売り上げを拡大させた。(ET:8/26) 
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