1998-08-26 ArtNo.16246
◆<印度>BPCL、ナフサ・クラッカー事業のパートナー物色
【ムンバイ】地場製油大手Bharatペトローリアム・コーポレーションLtd(BPCL)はタミールナド州に7000クローを投じて、年産180万トンのナフサ・クラッカーを設ける計画で、近く国際入札を通じてパートナーを決める方針だ。
投資銀行SBIキャピタルが、ターンキー請負業者エンジニアリング・インディアLtdと目下国際入札の準備を進めており、来週にも募集が行われる見通しだ。
BPCLはタミールナド・インダストリアル・デベロプメンット・コーポレーション(TIDCO)にインフラ面での支援を求めおり、既に事業化調査を終えたTIDCOは、港湾等インフラの提供を予定、直接プロジェクトに出資する可能性も検討している。
工事は2002年までに完了し、国内及び海外で生産されたナフサを原料に、エチレン、プロピレン、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等のオレフィン製品が製造される。シェル等の多国籍企業が既に強い関心を見せていると言う。(ET:8/25)
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