1998-08-26 ArtNo.16240
◆<馬>巡礼基金、M$2.5億投じDRB-Hicom資産買収
【クアラルンプル】メッカ巡礼基金ルンバガ・ウルサン・タブン・ハジ(LUTH)は、2億5000万Mドルを投じて、域内経済危機の打撃を受け財政難に陥ったDRB-Hicom Groupの一部資産買収を引き受けた。
LUTHのアハマド・ラザリ・モハメド・アリ会長が24日発表したところによれば、買収対象はDRB-Hicomグループ子会社の工場、ビル、土地から成り、その資産価値は購入価格を上回っている。したがって1年で投資は回収できる見通しで、これらの資産は回教法典に基づいて運営される。同基金の預金者には何ら影響を及ぼさない。
当初、LUTHはDRB-Hicomの株式を買収すると伝えられていたが、アハマド会長によると、昨今の株価動向は決して投資意欲を誘うものではないため、資産を買収することにしたと言う。(NST,MBT,ST,BT:8/25)
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