SEAnews 1998-08-25 ArtNo.16227

【クアラルンプル】マレーシア政府は1億9250万Ｍドルを投じてマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内のインテリジェント・タウンシップ事業、サイバージャヤSdn Bhdの55％の権益を買収、政府持分を65％に引き上げた。
サンデータイムズが23日、アンワル・イブラヒム副首相兼蔵相の言を引用して報じたところによれば、政府は大蔵省を通じて財政難に陥ったSetia Haruman Sdn Bhd(SHSB)から同権益を買収した。ＳＨＳＢはレノンBhd、カントリー・ハイツ・ホールディングズBhd、ランドマークスBhd、Menara Embun Sdn Bhdの合弁会社で、持分売却後もサイバージャヤのプロジェクト・マネージャーの地位を維持する。またサイバージャヤ・プロジェクト自体は遅延しておらず、工事の進捗はむしろスケジュールに先行していると言う。
サイバージャヤ・プロジェクトには、この他日本電信電話(NTT)が15％、ゴールデン・ホープ・プランテーションズが10％、プルモダラン・ナシオナルBhd(PNB)とKumpulan Darul Ehsan Bhdが各5％出資している。(ST,BT:8/24)