1998-08-24 ArtNo.16210
◆<馬>今年末には景気復調も:ダイム氏
【スガイプタニ】国内経済復興の使命を負うた国家経済行動理事会(NEAC)理事長を務めるダイム・ザイヌディン総理府相(特別任務担当)は21日、今年末までには国内経済復調の兆しが生じるとの見通しを語った。
それによると、既にMドルの安定化、輸出拡大と輸入下降と言った好ましい状況が生じており、投資家はNEACのリハビリテーションを支持、その早期実行を希望している。
今年第2四半期の国内経済は第1四半期に比べ僅かに改善しており、第3四半期には一層の改善が見込めると言う。
シンガポール国際金融取引所(SIMEX)がクアラルンプル証取(KLSE)銘柄をベースとした株価指数先物契約を導入する計画に関してダイム氏は、マレーシアはシンガポールがASEAN精神に基づき協調することを期待するだけであると指摘した。それによるとマレーシア銘柄はマレーシア国内で取引されるのが理想で、国内で取引される分には、如何なる問題が生じても対処できるが、国外で取り引きされるなら、対応策を講じることができないと言う。(NST,STAR,LZ:8/22)
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