1998-08-22 ArtNo.16200
◆<印度>政府、40件以上の港湾プロジェクトを認可
【ニューデリー】政府は向こう4年間に実施される40件以上、総額6600クローにのぼる港湾開発プロジェクトを承認した。
これらにはBOT(建設/経営/引渡)方式で民間の手に委ねられる17件4400クロー相当のプロジェクトも含まれ、既に民間に発注されたものもある。
これらのプロジェクトにより年間1億1000万トンの港湾処理能力が追加され、内民間部門の手によるものが4600万トンに達する。運輸省は2002年までに全国の港湾処理能力を4億3400万トンに拡大する計画だ。1997/98年度には国内の11の主要港湾は2億1700万トンの処理能力に対して2億5100万トンを処理した。政府は港湾プロジェクト20件に1500クローを投資する方針だ。
民間の手によるメガ港湾プロジェクトには、ジャワハルラル・ネール・ポートにおける化学品ターミナルが含まれ、プロジェクト・コストは1600クロー、過去1年環境問題に関する認可を待っている。この他コーチンには、液化石油ガス(LPG)と液化天然ガス(LNG)ターミナルやコンテナ・ターミナルの建設が計画されている。両プロジェクトのコストは約800クローと見積もられる。(ET:8/21)
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