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1998-08-22 ArtNo.16199
◆<印度>IPP、政府保証後も依然障害に直面
【ニューデリー】インド政府が優先実行発電プロジェクト3件にカウンター・ギャランティーの提供を認めた後も、これらのプロジェクトは依然として一連の障害に直面しており、直ちに金融パッケージに調印することは困難なものと見られている。
政府の保証提供に関わらず、燃料供給や輸送問題を巡る関係省庁の意見に不一致が見られ、これらの問題が解決されないなら政府の保証提供も無駄になる恐れがある。
既に7年にわたり停頓しているHindujaプロジェクトの場合、石炭供給が断絶した際のペナルティー条項を巡り、石炭省とザ・レールウェイの意見が対立、同問題だけで過去2年間宙づりになっている。マハナディ炭坑はザ・レールウェイが一部の責任を負うことを条件にペナルティー条項を認めたが、ザ・レールウェイはそのような責任分担は、鉄道法に違反するとして認めていない。
先週、中央政府による保証提供が認められたST-CMS発電プロジェクトについても、金融機関はタミールナド電力局が十分なエスクロー提供に応じるまでは、観望姿勢を保つ構えだ。
Mittals、EDF、GEC Alsthomが共同で手がけるBhadrawati発電プロジェクトも国防省の承認を条件に政府のカウンター・ギャランティーを認められたが、国防省はMittalsに提供されるキャプティブ鉱業区に最終認可を行っていない。(ET:8/21)
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