1998-08-22 ArtNo.16197
◆<馬>KLセントラル工事ストップ;MRCB、各方面と対策協議
【クアラルンプル】マレーシアン・リソーシズ・コーポレーションBhd(MRCB)は、KLセントラル駅プロジェクトの工事再開を目指し、政府、金融機関、請負業者と協議を進めている。
フランスの請負業者Bouygues SAはブルームバーグに、KLセントラルが過去2、3カ月支払いを行っていないため、工事を停止したと語った。MRCBのIzzaddin Idris重役(COO)は20日記者会見し、「政府は、プロジェクトの進捗を確保するために積極的姿勢を示している」と述べ、2000年6月の目標期日までに工事を完成させることに自信を表明した。しかし同氏は財政再建計画の詳細に触れることは避けた。
MRCBは30億MドルのKLセントラル・プロジェクトに64%出資、この他マラヤ鉄道KTM Bhdが26%、プンビナアン・ルザイSdn Bhdが26%出資している。
週刊誌エッジによると、政府はKLセントラル・プロジェクトの工事を再開させるべく、様々な方策を検討しており、その1つはソフト・ローンを提供することとされる。(STAR,ST,BT:8/21)
|