【クアラルンプル】マレーシアのエアコン市場は、困難な経済環境にも関わらず成長し続けている。
Wo Kee Hong Group(WKH)のケン・オン重役(ASEAN南アジア担当GM)がWKH製KX2リフリジャラント・シリーズ・エアコンのセミナーで語ったところによると、マレーシアの一般家庭市場におけるエアコンの普及率は15%で、日本の95%に比して成長の潜在性が大きい。目下マレーシア市場は年率5%の成長を遂げている。
香港を拠点とするWKHは、3年前に初めてマレーシアにKXシリーズのエアコンを紹介、目下の年商は600万Mドルで、一層の拡大が見込まれる。
チラーを使用した通常のエアコンと異なり、リフリジレーション・システムを応用したWKHの製品は、電気や水の消費を節約、電話による遠隔操作もできる。ハイエンドなオフィスや大型住宅プロジェクトに最適で価格は2万~10万Mドルという。(STAR:8/20)