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1998-08-21 ArtNo.16176
◆<星>ショープラ、E&Yを財務顧問に指名
【シンガポール】親会社の昭和プラスチックスが会社更生法の適応を受ける中で、深刻な財政難に直面しているシンガポール証取(SES)及び大阪外国部上場のショープラ・アジアは、アーンスト&ヤング(E&Y)を財務顧問に指名、事業再建を目指して潜在投資家と交渉を進めている。
ショープラ・アジアが19日発表した声明によれば、一部の銀行はローンの返済を求めており、既存の借入契約が維持される保証はない。潜在投資家との協議が負債再編計画の鍵で、E&Yが目下青写真を作成している。
今年6月30日現在、ショープラ・アジアは昭和プラスチックスに対して売掛金1430万Sドルと460万Sドルの貸付、その他の債権580万Sドルを有し、その総額は2470万Sドルに達する。これに対して昭和プラスチックスはショープラ・アジアに対して合計460万Sドルの債権を有する。差し引きショープラ・アジアは親会社に対して2000万Sドルほどの債権を有するが、同債権が返済される見通しはない。
財務危機に陥った原因としては以下の点が上げられる。
1)短期債務と長期コミットメントのミスマッチ。1996年以来の急速な事業拡張の資金は、5分の4が短期借入で賄われ、長期借入は5分の1にとどまった。
2)シンガポールからの顧客の流出に伴うプラスチック部品製造業務の停止、その他の製造業務の子会社への移転で、これらの製造活動に伴う収入は最早ショープラ・アジアの手に環流しなくなった。
3)複数の資金調達計画が失敗し、一部の銀行が短期借入の繰り越しを認めず、返済を要求し始めたこと。
ショープラ・アジアの中川健三会長兼MDは昭和プラスチックスの社長兼代表取締役も務めている。昭和プラスチックスはショープラ・アジアの3320万Sドル相当のSドル/米ドル/円/HKドル債務を保証、中川氏は個人的にショープラ・アジアの1120万米ドル及び5240万バーツの債務の保証も行っている。中川氏はこの他、昭和プラスチックスの債務の保証人も務めている。(BT,LZ:8/20)
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