1995-05-17 ArtNo.1616
◆シーア・テク、IBM(M)と共同で<馬>市場開拓
【シンガポール】大規模クライアント・サーバー・アプリケーション関連サービスを手掛ける米国拠点のシーア・テクノロジーズ・インク(STI)はIBM(M)と提携し、マレーシア市場の開拓を本格化する計画だ。
STIのマーク・ワン重役(アジア太平洋地域担当GM)が最近催されたIBMシンガポールのシンガポール国家コンピュータ局(NCB)に対するシステム納入契約調印式の席上、スター紙に語ったところによれば、STIは近くクアラルンプル事務所を開設し、IBM(M)との提携を強化する。STI発足以来5年間に域内の企業75社が同社とサービス契約を結んだことからも、STI製品の市場潜在性の大きさが窺える。STIがシンガポールに地域オフィスを設けたのもこうした潜在性を開発するためで、今回の契約に基づきSTIはNCBに対してアプリケーション開発のツールやコンサルタント・サービスを提供する。STIは韓国外換銀行やインティグレーテッド・システムズ・ソルーション・コープとも同様な契約を結んでいると言う。(STAR:5/16)
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