1998-08-17 ArtNo.16120
◆<馬>100万電話回線入札、日系含む約10社が予備選考通過
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)技術を用いた見積もりコスト19億Mドル、100万回線の電話機材納入/敷設契約を発注する計画で、エリクソン、シーメンス、アルカテル、NEC、ノーテル、富士通等約10社が入札予備選考を通過したもようだ。
消息筋によると、TMBが昨年末募集した入札には26社が応札、予備選考通過者にはこの他、DCS/アルカテル、Pressey/Didiphonic、KUB Bhd/Krone等のコンソーシアムが含まれているようだ。しかしノキア、ルーサント・テクノロジーズ、クアルコム、丸紅等は既に脱落したとされる。契約は4~5社の企業に発注され、向こう5年間に都市部、郊外、農村部における工事が進められる。WLLにはCDMA(code division multiple access)とDECT(digital enhanced cordless telephony)技術が用いられると言う。(STAR:8/15)
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