1998-08-17 ArtNo.16114
◆<星>ショープラ、親会社の会社更生法適応に関わらず業務正常
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のショープラ・アジアLtdは14日、親会社昭和プラスチックスが会社更生法の適応を受けたにも関わらず、同社の日常業務は影響を受けないと声明を発表した。
同社に33%出資する昭和プラスチックスは深刻な資金難から会社更生法の適応を申請、大阪地裁がこれを認めた。
ショープラ・アジアは1977年に昭和プラスチックスの地域本部としてシンガポールに設立された。ショープラ・アジアは電子/電気通信/家庭用品用の幅広いプラスチック部品の製造を手がけ、マレーシア、インドネシア、中国、香港、ベトナム、タイ、ブラジル、インドに子会社を擁する。昭和プラスチックスはショープラ・アジアを初めとする域内子会社に合計2000万Sドルほどの借入を有するが、ショープラ・アジアはその回収が困難になったとしている。(BT.LZ:8/15)
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