1995-01-16 ArtNo.161
◆<馬・泰>送電網改修を近く発注、カナダ企業をコンサルタントに
【クアラルンプル】マレーシア/タイ間の既存の132/115kV高圧直流交流(HVDC)送電網リンクを300/600kV-HVDCに改修する工事が来月初にも発注され、97年9月以前には完成する見通しだ。
電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)のアニ・アロプ会長が13日に催されたカナダ企業Teshmont Consultants Inc(TCI)との関係工事のコンサルタント契約調印式後に語ったところによれば、マレーシア側のクダ州グルンとタイ側のKhlong Ngaeにそれぞれ変電所が設けられ、全長110キロ、300kVのHVDCラインでリンクされる。これにより最大送電能力は現在の80MW(メガワット)から当面300MWに、将来は600MWに拡大される。TCIはTNBとタイ電力局(EGAT)に関係工事のコンサルタント・サービスを提供する。TNBの契約額は450万Mドル。地元企業Ganendra Ahmad and AssociatesがTCIのパートナーを務める。(NST,ST:1/14)
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