1998-08-14 ArtNo.16085
◆<星>地元企業14社、8バーチャル・コミュニティー開設
【シンガポール】国家コンピューター局(NCB)の支援を受けるシンガポール拠点の情報技術(IT)企業グループ、オンライン・テクノロジー・コンソーシアム(OTC)は12日、バーチャル・コミュニティー・プロジェクト8件を発表した。
NCBのマイケル・ヤップ副主任(副CEO)によると、バーチャル・コミュニティーは元々趣味を同じくするもののインターネットを通じたコミュニティーだが、パーソナライズされたサービス等のビジネス機会を提供する。OTCの目標は世界的に認知されたバーチャル・コミュニティーを形成し、全世界のメンバーにサービスを提供すること。
NCBは2001年までに100万人のメンバーを有するバーチャル・コミュニティーの形成を目指す。このためNCBは、1)技術パートナーの拡大、2)海外バーチャル・コミュニティーとの連帯、3)バーチャル・コミュニティーのサービスのプロモーションの3点に力を入れる。
この日、発表されたバーチャル・コミュニティーには、NCB/インズ・コミュニケーションズ/OCBCバンクが共同開発したワンストップ・パーソナル・ファイナンス・ウェブ“Money n Me”、国立図書館のビジネス情報バンク“BusinessOne”、ケンエア・グループ傘下リンバート・トラベル・エクスチェーンジが提供する観光案内“Travel Discount Network”、スターリング・コマース・アジアのオンライン書店“BookShow.com”が含まれる。OTCはIBM、サン・マイクロシステムズ、ネット・パーセプションズ・インクを技術パートナーに選んでいる。(BT,LZ:8/13)
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