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1998-08-13 ArtNo.16072
◆＜星＞コンパック・イーシュン工場、ハイエンド・ボードに集中
【シンガポール】コンパック・コンピューターがシンガポールのイーシュンに設けた工場は、今年末までにローエンドのコマーシャル・ボードやコンシュマー・ボードの生産を社外に依託、ハイエンドのサーバー・ボードの生産に集中する。
コンパックのＫ.Ｙ.ウォン副社長兼ＭＤ(ｱｼﾞｱ担当)が先週語ったところによると、目下イーシュン工場ではポータブル／コマーシャル／コンシュマー用コンピューターやサーバーのプリント基板アセンブリー(PCBA)が製造されている。しかし今年末には、イーシュン工場はコンパック製サーバー専用ＰＣＢＡの唯一の製造拠点になる。これによりイーシュン工場のＰＣＢＡ生産は量的に30％減少するが、生産額はこれまでと同水準を保つ。
コンパックは最近買収したディジタル・イクウィップメントのアンモーキオ工場を閉鎖、その生産業務も向こう3ヶ月間にイーシュン工場に統合する。ディジタルのハイエンドＰＣＢＡもイーシュン工場で生産されることになる見通しだ。しかしディジタルのローエンド製品、例えばＳＩＭＭメモリ・カード等の製造は社外に依託される。ディジタル製ＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)の製造は需要がある限り、コンパック自身か、サード・パーティーの手により継続されるが、最終的にディジタル商標でのＰＣ生産は中止されると言う。(BT:8/12)
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