1998-08-08 ArtNo.16027
◆<馬>ペトロナス、AGLと合弁でメガ・パイプライン建設
【クアラルンプル】マレーシアの国営石油会社ペトロナスは6日、オーストラリア・ガス・ライト・カンパニー(AGL)と、パプアニューギニア(PNG)/クインズランド・パイプラインの建設に関わる合弁協定に調印した。
PNG南部高原とオーストラリアのクインズランドを2400キロの海底パイプラインで結び、PNG産天然ガスをオーストラリアに供給しようと言うプロジェクトの総額は25億Aドルと見積もられる。
ペトロナスとPNGは国際入札に参加し、オーストラリア部分のパイプライン、約2000キロの敷設に関わる契約を獲得した。同部分の見積もりコストは15億Aドルで、来年4月の着工と2001年10月の稼働が目指されている。
ペトロナスとAGLは1994年にMoomba/シドニー間の1300キロのパイプライン工事を共同で落札した経験を有する。同プロジェクトへのペトロナスの出資率は24%、AGLは51%だった。(NST,STAR:8/7)
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