SEAnews 1998-08-06 ArtNo.16006

【ムンバイ】フィアットと地元プレミア・オートモービルズLtd(PAL)の合弁会社ＩＮＤオートLtdはマハラシュトラ州ムンバイ市内Kurla工場の3300人の従業員に対して依願退職を募っている。
ＩＮＤは今年7月27日から9月22日の間に退職希望者を募集、年齢40～60歳が対象になる。
ＩＮＤは40％の従業員が同スキームに応募するものと期待している。この内ほぼ600人が最高額50万ルピーのパッケージを受領する資格を有する見通しで、これに奨励金、年金、医療／退職補償を加えると1人当たりの支払いは80万～120万ルピーに達する。さらに8月31日以前の応募者には1人当たり1万2000ルピーの報償が、また仮に1100人以上が応募した際は、これら全てのものに各1万ルピーが提供される。ＩＮＤはこの他、奨学金や医療、その他の福祉スキームも準備している。
ちなみにＰＡＬは1993年にKurla、Kalyan、Wadala工場の合計9407人の従業員に依願退職を募ったが、2809人が応募、成功率は30％だった。(ET:8/5)