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1998-08-06 ArtNo.15999
◆<馬>金融再編の機関車ダナモダル、来月始動
【クアラルンプル】地元銀行の資本基盤強化を促す特別機関(SPV)Danamodal Nasional Bhd(DMB)は当初中央銀行から15億Mドルの資金を得て発足、来月から活動を開始する。
中央銀行が4日発表したところによれば、DNBは最悪の場合、160億Mドルを銀行体系に注入、リスクを配慮した資産加重評価に基づく自己資本比率(RWCR)を9%に維持する。ちなみに国際決済銀行(BIS)により定められた国際的に容認され得るRWCRは8%。今年6月末時点のマレーシア銀行界のRWCRは11.3%で、資本再編に必要な資金は100億Mドル以下と見積もられる。
これらの資金は株式や債券の発行あるいは複合方式により、国内や国際市場で調達される。DNBは多国籍機関や超国家機構に融資や出資を求める。DNB自体は恐らく証取に上場されることはないが、DNBが権益を取得した銀行を上場させる場合もある。中央銀行はDNBやプングルサン・ダナハルタ・ナシオナル(PDN:銀行の不良貸付買い取り会社)のこの種の資金調達を支援する。
国内銀行の資本基盤拡張計画は2年を要する見通しで、DNBは5年後に手に入れた銀行権益を売却、その使命を終える。その限られた寿命からDNBの銀行権益はそれほど大きなものにはならない見通しで、DNBへの投資家は、同権益の売却益から利益配分を受ける。
外国投資家はDNBを通じて国内銀行界に投資できるが、直接銀行権益を取得することはできない。そしてDNBの銀行権益売却によりその持分を換金できる。(NST,MBT,STAR:8/5)
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