1998-08-06 ArtNo.15997
◆<馬>首相、シンガポールに警告
【ジョホール・バル】マハティール首相は4日、マレーシアはシンガポールと事を構えることを欲しないが、シンガポールは決してマレーシアの好意を当然視すべきではないと警告した。
それによるとマレーシアがシンガポールの港湾を通じて貨物を輸出するのも、水を供給するのも他人や他国を思いやるからに他ならない。マレーシアは、シンガポールにも同様な態度を期待したが、シンガポール当局はかえってマレーシア官員の退去を要求した。
シンガポールは何故僅か3つのオフィス(通関/移民/検疫)を留めることを認めないのか。しかもこれらのオフィスはマレーシアが自分の土地に設けたものである。これらのオフィスが存在するためにシンガポールが転覆される恐れはない。
マレーシアの官員は既に数十年にわたりタンジョン・パガルに駐在してきたが、未だかつて一度も問題が生じたことはない。マレーシアは決して特別待遇を要求している訳ではないと言う。(NST,MBT,STAR,ST,BT,LZ:8/5)
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