1998-08-05 ArtNo.15989
◆<印度>SPIC、コンピューター/電子事業に進出
【ニューデリー】サザン・ペトロケミカルズ・インダストリーズ・コーポレーション(SPIC)は、肥料、化学、アルカリ、薬品、海運事業に続き、コンピューター/電子・電気製品関連ビジネスに進出を図る。
SPICは8月28日の年次総会で株主にコンピューター/電子・電気製品ビジネスへの進出の承認を求める。取締役会は次期会合の席でこれらのビジネスをいつスタートするかを決定する。
SPICの1997/98年度営業額は前年比13.8%増の2061クローと、初めて2000クローの大台に載った。インド南部を襲った水不足でアンモニア/尿素工場が1カ月半にわたり、操業を停止したにも関わらず、肥料部門の売上への貢献は325クローと最高をマークした。
いわゆるその他の収入も235%増の72.20クローを記録した。その他の収入にはLPG事業権益をカルテックスに売却した22クローの収入も含まれる。
また石油部門の51%の権益をカルテックスに売却する計画で、こちらは200クローの収入が見込める。
ドゥバイのJobel Ali Free Zoneに1億米ドルを投じて建設中の年産40万トンの尿素工場は、1998年第3四半期に稼働、初年度の売上は6000万米ドルと見込まれている。(IE:8/4)
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