1998-08-04 ArtNo.15971
◆<印度>マンガロール製油所、拡張計画の戦略パートナー物色
【ムンバイ】Aditya Birlaグループ(ABG)とヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションLtd(HPCL)の26:26の合弁会社マンガロール・リファイナリー・アンド・ペトロケミカルズLtd(MRPL)は、同社に20~25%出資する新たな戦略パートナーを物色している。
1996年3月に試運転を開始した総コスト2696クロー、年産300万トンのマンガロール製油所は、目下精製能力を年間900万トンに拡張する計画を準備している。一方、ペトロネット・インディアはマンガロールとバンガロールを結ぶパイプラインの建設を計画、HPCLとMRPLは同プロジェクトに各26%出資する計画だ。MRPLはその精製能力を最終的に1200万トンに拡張することも検討している。
ちなみにABGとHPCLのMRPL持分は今年12月に転換社債を株式に転換することにより、各37.38%に拡大する。
MRPLのプロモーターは国内証券市場の低迷から国際預託証券(GDR)の発行を通じて1億5000万米ドルの調達を計画したが、同計画も環境の不順で見合わされ、目下600クロー前後の資金をもたらす、戦略パートナーを物色していると言う。(IE:8/3)
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