SEAnews 1998-08-01 ArtNo.15942

【ニューデリー】Daewoo Motors Corporation(DMC)は小型車Matizのエンジン及びトランスミッションをインドで製造する可能性を研究している。
Daewoo Motors India Ltd(DMIL)のS.G.Awasthi重役(MD)によると、最終決定は下されていないが、同社はMatizエンジンの製造拠点としてインドを真剣に検討中と言う。
消息筋によると、796ＣＣのMatizは、インドの他、韓国、米国、欧州で生産される予定で、インドがエンジン／トランスミッションの製造拠点に選ばれるチャンスは小さくない。
しかしAwasthi氏によると、現在ＤＭＩＬはSurajpur工場で世界市場向けにシエロ・エンジンの他、ダブル・オーバーヘッド・カム(DOHC)の製造を手がけており、注文に応じ切れないのが現状だ。従ってMatizのエンジンを製造する際には、ＤＯＨＣの製造拠点を他に求めねばならない。こうした点も配慮してなおかつインドでエンジンを製造するメリットが見出されて初めて計画は実行に移される。ＤＭＣはまたMatizのボディー・パネルもインドで製造する可能性を研究中と言う。(TH:7/31)