1998-08-01 ArtNo.15936
◆<馬>プロトン、新部門設け輸出促進
【クアラルンプル】国産車製造元プロトンは、新設したインターナショナル・ビジネス・ディビジョン(IBD)が、販促、製品開発、ディーラー開発、渉外等の輸出関連業務の中心的役割を担うものと期待している。
モハド・サレー・スロン会長によると、同社は輸出業務の合理化を図る狙いから今年2月にIBDを新設した。IBDはプロトンの輸出プログラムの下、7つの地域市場を統括する。これら7市場とはカリブ海諸国、欧州、インド亜大陸、中東、アフリカ、北アジア、ASEAN、オセアニア。
IBDは市場開放の潮流や、ASEAN自由貿易地域、世界貿易機構(WTO)等に関わるビジネス機会と挑戦に対して重要な役割を担うことができる。
プロトンの1998年3月期の自動車販売台数は18万4161台と、前年の18万4445台を僅かに下回ったが、輸出は2万7158台と、12%の成長を達成した。(STAR,NST,MBT:7/31)
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