1998-07-31 ArtNo.15923
◆<馬>Juan Kuang、住友との新ビジネスに期待
【クアラルンプル】自動車用ワイヤー・ハーネス、高圧電線、電気製品、アクセサリーの製造を手がけるJuan Kuang(M)Industrial Bhd(JKM)は不景気乗り切りを目指した組織再編を進める一方、スミトモ・グループと新ビジネスに関する協議を進めている。
JKMのズルキフリ・アブドゥル・ラーマン会長が29日の年次総会後語ったところによると、スミトモとの新ビジネスが妥結すれば、中核ビジネスへの依存軽減に役立つ。
JKMは主に非国産車にワイヤー・ハーネスを供給、この種の業務が売上の40~50%を占めてきた。しかし自動車産業の不振でワイヤー・ハーネスの売上は70~80%下降した。1998年1月1日期の営業額は4%減の1億6480万Mドル、税引き前利益は41%減の1162万7000Mドルにとどまった。(NST,MB,STAR:7/30)
|