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1998-07-30 ArtNo.15901
◆<星>上半期のGDP成長率3.8%:リー副首相
【シンガポール】リー・シエンロン副首相は28日、今年上半期の国内総生産(GDP)成長率が3.8%を記録したことを明らかにするとともに、国内経済は失速しつつあり、サービス業が製造業以上に深刻な打撃を被っていると指摘した。
この日、第2回国際貿易賞の授与式に参集したビジネスマンを前に以上の消息を語ったリー・シエンロン副首相は、経済開発局(EDB)が製造業を統括しているように、サービス業各部門をそれぞれ担当する経済機関を設け、肌理の細かい支援を提供していく政府の方針を明らかにした。
それによると、シンガポールは決してロンドン、ニューヨーク、フランクフルトを陵駕することはできないが、向こう3~5年間にアジアのサービス・ハブとしての地歩を固めることを目指すと言う。
英字紙ストレーツ・タイムズは、今年上半期の3.8%の成長は予想以上に良好な数字で、シンガポール経済はこれでリセッションに陥らずに済むかも知れないと報じたが、ビジネス・タイムズは国内経済はリセッションに向かって失速しつつあるとコメントした。
BT紙がエコノミストの言を引用して報じたところによれば、シンガポールのGDP成長率は昨年の7.8%から今年第1四半期の5.9%に鈍化したが、上半期の成長率が3.8%にとどまったとすれば、第2四半期の成長率は1.8%と言うことになり、これはリチャード・フー蔵相が先月予測した1.9%を僅かに下回る。
シンガポール政府は今年通年の成長率を0.5~1.5%と予想しており、このことは下半期のGDPが0.7~2.6%のマイナス成長に陥ることを意味している。アナリストも今年第3四半期と第4四半期にはリセッションの技術的定義を満たす連続2四半期のマイナス成長が記録されるものと見ている。ともあれ建設業は公共投資により活況を保ち、民間部門の不振を補う見通しだ。しかし全般的な不振は来年も持続、ゴー・チョクトン首相は先頃、来年は通年でもマイナス成長を記録し、名実共にリセッションに陥る可能性が大きいと警鐘した。
しかしST紙が接触したアナリストは、上半期の3.8%の成長率は、明らかに予想を上回るものので、国内経済は余勢を駆ってリセッションを免れる可能性が大きいとしている。(ST,BT,LZ:7/29)
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