1998-07-29 ArtNo.15896
◆<印度>フィアット、塗装工場のサード・パーティー合弁検討
【プーナ】フィアット・インディア・オートLtd(FIAL)はサード・パーティー合弁会社を設け、Ranjangaonのペイント工場を経営する可能性を検討している。
フィアットのFabrizio Ceccarini副社長(材料担当)が27日催されたイタリア企業とのビジネスに関するセミナーの席上語ったところによると、FIALはペイント工場を建設後、合弁会社にその経営を委ね、塗装されたボディーを購入する。ペイント工場のコストは9クロー前後と見積もられるが、同合弁によりFIALは投資負担を軽減するとともに、投資リスクをパートナーとシェアできる。
フィアットの乗用車Palio及びその改良バージョンが製造される年産能力10万台のRanjangaon工場の総投資額は400クローと見積もられ、1999年半ばの稼働が予定されている。(IE:7/28)
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