1998-07-29 ArtNo.15889
◆<星>電子通行料徴収システムで利用者の負担軽減:陸運局
【シンガポール】陸運局(LTA)は27日、9月から中央ビジネス街(CBD)及び一部の高速道路に拡大適応される電子通行料徴収(ERP:エレクトロニク・ロード・プライシング)システムの料金リストを発表するとともに、10人中8人の通行料負担がこれにより軽減されると保証した。
徴収される料金は0.25~3Sドルで、最高料金は午前8時から9時の間にニコール・ハイウェイを使用する者やその他の制限区域に午前8時半から9時の間に進入する者に課される。
LTAスポークスマンによると、政府はERPスキームへの移行に伴い道路税や自動車所有税を大幅にカットしており、ERPのコストを算出する際は、こうした恩恵も配慮する必要がある。ERPを支払って制限区域内の道路を使用するか、使用せずにERPコストを節約するかは、ドライバーの判断次第と言う。(ST,BT,LZ:7/28)
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