1998-07-28 ArtNo.15873
◆<星>IDT新チップ、US$1000PC市場に照準
【シンガポール】米国拠点のIDTコープはサブUS$1000PC(パソコン)市場をターゲットとしたウィンチップ2及びウィンチップ2 3Dのサンプル発送を開始した。
ウィンチップは同レベルのインテル・チップを35%、またAMDチップを10%下回る。ウィンチップ2はMMX機能を備え、ウィンチップ2 3DはマイクロソフトのDirect3Dアプリケーション・プログラミング・インターフェース対応のゲームやアプリケーションの機能を拡張するAMDの3DNow!テクノロジーを兼ね備えている。
266MHzバージョンでのテスト結果はライバルに匹敵もしくは勝る機能を立証しており、300MHzバージョンのテスト結果も今年末までには発表される予定だ。更に600MHzバージョンの発売も予定されている。
IDTの台湾拠点のデービッド・リー課長によると、目下のところ一部の相手先商標製造業者(OEM)、システム統合会社、リテール顧客が同社製品の使用を確認しているだけだが、大手PCメーカーとの交渉も続けられており、今年末までにその内のいくつかが妥結する見通しと言う。(BT:7/27)
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