SEAnews 1998-07-28 ArtNo.15871

【シンガポール】アップル・コンピューターはシンガポールのアンモーキオ工場で最新モデル“ｉＭａｃ”を、日本、中国、オーストラリアを含むアジア市場向けに製造する。
マックワールド・シンガポールにおけるｉＭａｃお披露目のため先週シンガポールを訪れたアップルのジェフ・マーチン上級取締役によると、米国における8月半ばの売出後4カ月間に100万台の販売を目指している。
カリフォルニア州サクラメント工場、アイルランドのコーク工場、シンガポールのアンモーキオ工場で製造が手がけられる他、予想される好需要に応じるためシンガポールのナットスチールや台湾企業等に製造を依託する。しかし最終組立とデザインはアップル自身が手がける。アンモーキオ工場はデマンド・フルフィル・センターとしてシステムのコンフィギュレーションや供給に責任を負う。
ハードウェアは、233ＭＨｚパワーＰＣＧ3プロセッサー、32ＭＢ－ＲＡＭ、4ＧＢハード・ディスク、24倍速ＣＤ－ＲＯＭ、15インチ・モニター(1204×768pixel)、56ｋｂｐｓ内蔵モデム、ステレオ・スピーカー、2つのユニバーサル・シリアル・バス・ポート、トランスルーサント・マウス、パワー・ケーブル、キーボードから成り、マック・オペレーティング・システム8.1、クラリスワークス5プロダクティビティー・ソフトウェア、インターネット・エクスプローラ4.01、アウトルック・エクスプレス、ネットスケープ・ナビゲーター、ゲーム、ユーティリティー等のソフトウェアも装備される。値段は1299米ドル。(BT:7/27)