SEAnews 1995-05-13 ArtNo.1587

【クアラルンプル】光ファイバー製造企業Photon Technologies(Malaysia)Bhdは向こう3年間に4万6000キロのケーブルを敷設する総コスト20億Ｍドルのターン・キー契約獲得に照準を合わせている。
フォトン社幹部が11日、スラゴール州スバン・ハイテク・インダストリアル・パークの同社工場で語ったところによれば、同社はデンマークの通信機器サプライヤーＮＫＴ及び地元の施工会社ジャヤ・フォーンズSdn Bhdと共同でテレコム・マレーシアに既に関係入札書類を提出している。この他、同社はビナリアン及びセルコム両社と、光ファイバー・ケーブル納入交渉を進めている。マレーシア国内の光ファイバー・ケーブル需要は年間3万キロと見積もられ、規模は小さいが東南アジアにおける競争者はオプティカル・コミュニケーション・エンジニアリングのみで、海外市場の開拓も計画しているため、見通しは明るいと言う。フォトン社にはアルミ・ホイル製造会社ブライト・パッケージング・インダストリーSdn Bhdが50％出資、残りのシェアは同社のムサ・ヒタム会長を初めとするブミプトラ投資家が握っている。(NST:5/12)