1998-07-27 ArtNo.15865
◆<印度>Chamera第2期発電事業の入札やり直し
【ニューデリー】ナショナル・ハイドロエレクトリック・パワー・コーポレーション(NHPC)は、過去6年間にわたり、Jaiprakashインダストリーズに率いられるインド/カナダ・コンソーシアム“ICHI”と、総コスト2000クロー、300MW(メガワット)のChamera第2期計画の請負契約に関わる交渉を続けてきたが、結局国際入札をやり直す方針を決めたようだ。
ICHIは当初、工期を5年とし、コストを2345クローと見積もったが、公共投資局(PIB)により拒絶されたため、改めて工期7年/コスト1817クローの見積もりを提出していた。
近く募集されるやり直し入札では、EPC(エンジニアリング/資材調達/建設)請負業者に必要資金の70%の調達が求められる。同比率は最初の入札では100%だった。政府がEPC業者により調達される資金に保証を提供するか否かは不明。また入札者は銀行に1000万米ドルを証拠金として6ヶ月間積み立てねばならず、プロジェクトの工期は5年とされている。(IE:7/25)
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