1998-07-25 ArtNo.15851
◆<印度>Bokaro工場操業再開で熱間圧延鋼板市場の競争過熱
【カルカッタ】スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)のBokaro Steel Plant(BSP)が460クローの設備近代化を完了、ホット・ストリップ・ミル(HSM)の操業を再開したことから、熱間圧延コイル(HRC)市場の競争過熱が予想されている。
BSPは1800クローの第1次近代化プロジェクトの一環としてドイツ企業SMSの支援下にHSMの改良工事を進めてきたが、今月18日からHSMの操業を再開した。
SAILのHSM近代化は、Essarやタタ・スチールが既に高品質なHRCサプライヤーとして浮上、イスパットも近く同市場に進出を果たすこと等を背景にしているものと見られる。なおBSPの第1次近代化計画のコストは上昇しているものの、2000クローの範囲に収まる見通しと言う。(THBL:7/24)
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