1998-07-25 ArtNo.15843
◆<星>NCS、ストーリッジテック関連売上S$500万見込む
【シンガポール】昨年シンガポール・テレコムが国家コンピューター局(NCB)から買収したナショナル・コンピューター・システムズ(NCS)は、米国拠点ストーリッジ・テクノロジー・コープ(ストーリッジテック)のシンガポール市場におけるチャンネル・パートナーとしての初年度売上が400万~500万Sドルに達するものと予想している。
NCSはストーリッジテックのチャンネル・パートナーとしてハイエンド記憶装置関連ソルーションを法人向けに販売する。NCSのチュア・アーレン重役(CEO補佐)によると、NCSは単なるボックスを販売するのではなく、顧客に付加価値サービスやソルーションを提供する。過去の経験から見て初年度の営業額は400万~500万Sドルに達し、その後もディスク記憶装置市場の拡大のペースに沿った年率約20%の成長が見込める。
NCSが販売するストーリッジテックの製品には、Timberwolfシリーズの自動テープ・ライブラリー、オープンストーリッジ・オン・ライン・ディスク及びテープ・サブシステム、ネットワーク/オープン・システム用Reelデータ・マネージメント・ソフトウェア・スイートが含まれる。
ストーリッジテックによれば、オープン・システム記憶装置市場は現在の約740億米ドルから年率20~25%の成長を遂げ、2002年には1140億米ドルに達する見通しだ。東南アジアの法人記憶装置市場は2002年までに50%拡大、取り分けシンガポール市場は乗数的成長が見込める。
NCSはストーリッジテック製品の他のASEAN市場や南アジア市場の開拓を手がけることも望んでいると言う。(BT:7/24)
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