1998-07-25 ArtNo.15842
◆<星>液晶表示装置のIDT、今年も売上・利益の成長予想
【シンガポール】香港拠点の液晶表示装置(LCD)メーカー、IDTホールディングズ・シンガポールは1999年3月期年度も売上/利益の拡大を見込んでいる。
IDTのレイモンド・チャン会長が同社年次報告書の中で語ったところによると、今年初2カ月の売上/利益は、営業目標に合致しており、また昨年同期の実績を上回っている。
計量器やタイミング装置等のLCDベースの消費用電子製品のデザイン/製造を手がけるIDTは、今年は来年の66品目を上回る70品目の新製品を発売する計画だ。
1998年3月期のIDTの営業額は最大市場の欧州/米国市場の好調な需要に支えられ、39%増の1億3380万Sドルを記録、純益は76%増の2080万Sドルに達した。
新製品は1998年度売上の13%に貢献したが、現行年度には一層大きな貢献が見込める。今年も新製品の開発速度を緩める計画はないと言う。(BT:7/24)
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