1998-07-24 ArtNo.15840
◆<印度>民事裁判所、PiaggioにLML持ち分処分禁止命令
【ニューデリー】Kanpur民事裁判所は22日、Piaggio & CSpa、Piaggio VE、Piaggio BVに対してLML Ltd持ち分の処分を禁じる仮命令を行った。
LML創設者のSinghania一族はLMLに各23.6%出資するパートナーのAgnelli一族(Piaggioオーナー)が同一族の長Giovanni Agnelli氏の死後、LMLの持ち分売却を拒絶したことから、訴訟を起こしていた。両者が結んだ合弁契約では、パートナーの一方が、合弁事業から撤退、もしくは亡くなった際には、その持ち分を他のパートナーに売却することになっている。
この日の初公判の席上、地方裁判所は、Piaggioに対して次の公判が開かれる8月13日までに、同社の主張を文書で提出するよう指示した。(IE:7/23)
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