1998-07-23 ArtNo.15823
◆<印度>レイルウェイズ、近く通信施設近代化入札募集
【ニューデリー】ザ・レイルウェイズは近く全国鉄道網に沿った通信施設の近代化計画の入札を募集する。
ザ・レイルウェイは当初、デリー/ムンバイ間、デリー・マドラス間、カルカッタ/ムンバイ間、カルカッタ/マドラス間、カルカッタ/デリー間の回線の近代化を計画していたが、デリー/マドラス間とデリー/ムンバイ間は、近代化工事を待たずに崩壊、このため、両回線は入札を募集することなく、Rites & Irconに修復工事が発注された。
今回は残りの3回線の入札が募集される。入札者には、光ファイバー・ケーブルを用いてこれらの回線をアップグレードするとともに、ブランチ回線を設けてテレコム・ネットワークを構築するアイデアが求められる。
同ネットワークはザ・レイルウェイズと落札者が49:51の出資率で設立する新会社により経営される。ザ・レイルウェイズは実際には何も投資しないが、ネットワークの利用権とネットワーク経営からの利益の分与を受けることになる。ザ・レイルウェイズに最も有利な利益分与条件を提起した者が契約を獲得することになる。外国企業は地元企業とコンソーシアムを組織することにより、入札を行うことができる。
ザ・レイルウェイズは既に総理府の他、電信局(DOT)、大蔵省、内閣の承認を得ている。ザ・レイルウェイは最終的に持ち分を26%に引き下げることを提案したが、総理府はこれを認めなかったと言う。(ET:7/22)
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