1998-07-22 ArtNo.15802
◆<馬>サプラ・モーターズ、海外市場開拓/石油・ガス市場進出
【バンギ】自動車部品製造のサプラ・モーターズBhdは海外市場の開拓や石油・ガス領域への進出を通じて、国内景気、取り分け自動車ビジネスの不振に対応、ビジネス活動をこれまでのレベルに維持する方針だ。
サプラ・モーターズのモハド・サレー・フシン重役(MD)が20日の年次総会後語ったところによると、同社は米国、欧州を初めとする輸出市場開拓の機会を探るとともに、複数のパーティーと、石油/ガス関連の初歩的な合弁交渉を進めている。同社は今年度内(1999年1月31日期)に協議を妥結させることを目指している。
サプラ・モーターズはしかし、メイン顧客のプロトン、プロドゥアへの支援も強化しており、目下プロトン新モデル向け製品の開発に取り組むとともに、プロドゥアへの新フライホイール部品の納入を目指している。
同社はまた営業コストや人件費の節減を通じ、少なくとも30%の経費節減を図っている。インドネシアのPTティモル・プトラ・ナシオナルとの部品製造合弁事業からは撤退したが、幸いに同事業はまだスタートしていなかったため、実質的損失はなかった。1998年1月期の税引き前利益は850万Mドルと、前年度の836万Mドルを僅かに上回った。営業額は4741万Mドルから6669万Mドルに急増した。(MBT,STAR:7/21)
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