SEAnews 1998-07-21 ArtNo.15790

【クアラルンプル】ユニシス・コープはウィンドウズＮＴをメイン・オペレーティング・システムとする市場動向に照らしてウィンドウズＮＴ関連製品に照準を合わせた戦略を採用している。
向こう5～10年ウィンドウズＮＴの世界需要は年率35～40％の成長が見込まれ、今後2～3年のアジアにおける需要も驚異的レベルに達するものと予想される。ユニシス・アジアLtdのエディー・ツォ取締役(eNTerprise NTﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ担当)によると、同社は昨年マイクロソフト社と結んだ協定の下、標準的なウィンドウズＮＴでは不十分な、例えばセキュリティー面におけるスケーラブルでリッチな特徴を備え、ユーザーの重要任務にも即応できるアプリケーションを提供していく。
ユニシスにより提供されるＮＴソルーションには、異質な情報技術(IT)環境下における単一ポイントからのアクセス管理を可能にするシングル・ポイント・セキュリティー、既存のマルチ・プラットフォーム・サーバー上のアプリケーションにウェブ・サイトからアクセスできるＣｏＩＩｃｅ、総合的電子財布機能を提供するユニキャッシュが上げられる。
ユニシスＮＴソルーション・ビジネスのマレーシアにおける向こう数年の成長率は年率10％前後、アジア全体のそれは年率15～20％の成長が見込めると言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:7/20)