1998-07-21 ArtNo.15789
◆<馬>マイクロソフト、M$3千万基金設け地元ソフト企業支援
【クアラルンプル】マイクロソフト・コープは来年3000万Mドルの基金を設け、地元ソフトウェア企業のスタートアップを支援する。
マイクロソフト(M)Sdn Bhdのベネディクト・リー重役(GM)が先週土曜クアラルンプル・シティー・センターで催されたウィンドウズ98の発表会の席上語ったところによると、同社は多国籍企業1社及び地元企業1社とファンドを設ける計画で、マレーシア政府の認可を待っている。共に情報技術(IT)に関わるパトナー2社も、政府の認可が下りさえすれば、直ちに資金を拠出する準備ができている。具体的な投資条件は目下詰められているが、基金設立の目的はマレーシアのソフトウェア産業の成長を支援することにある。
既にマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスを取得したマイクロソフトは、MSCにおけるプロジェクトの詳細を来月発表する。
ウィンドウズ98は北米における発売以来、それほど大規模なプロモーションを行っていないにも関わらず、ほぼウィンドウズ95と同レベルの売上を実現しており、マレーシアでもウィンドウズ95並みの販売成績達成が目指されると言う。(コンピュータイムズ:7/21)
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