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1998-07-21 ArtNo.15788
◆<馬>変圧器のEPE、海外市場開拓に本腰
【ニライ】変圧器の製造を手がけるEPEパワー・コーポレーションBhd(EPCB)は国内需要の軟化から輸出市場開拓に力を入れている。
EPCBのジャマルディン・モハマド・ジャルジス副会長が先週土曜に催された合弁会社EPEウィルソン・トランスフォーマーSdn Bhd(EWT)のISO9002認定証受領式後語ったところによると、EWTがヌグリ・スンビラン州ニライに設けた工場の製品は良好な反応が期待でき、同社はアジア太平洋地域の他、合弁パートナーを通じてオーストラリアや英国市場の開拓も図る。
EWTにはタイム・エンジニアリングBhdが42%、EPCBが28%、オーストラリア企業ウィルソン・トランスフォーマー・カンパニーPte Ltdが30%出資している。 EWTは100KVA製品に加え、最近2500KVA製品も製造した。しかしトランスフォーマー原料の40~50%は銅で占められるが、EWTはMドルの値下がりに伴う、銅輸入コストの上昇に悩まされており、コスト・カットのため様々な試みを行っている。
一方、EPCBの姉妹会社パワートロン・リソーシズSdn Bhdは、主要株主(40%出資)のタイム・エンジニアリングが技術的債務不履行に陥る中で、3億3000万Mドルの発電事業借款を巡り債権取り立て保護を申請、これを認められた。
同発電所はタイム・エンジニアリングから独立しており、パワートロンは電力をサバ電力局に売却することにより、借入を返済できる。同発電所は1ヶ月以内にフル稼働すると言う。(NST,STAR:7/20)
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