1998-07-21 ArtNo.15785
◆<星>サード・パーティー・コール、向こう数年二桁成長
【シンガポール】シンガポールのいわゆる“サード・パーティー・コール・センター”ビジネスは目下のところ年間1000万~2000万Sドルと、米国における250億米ドルに比べ桁外れに小さいが、向こう数年二桁成長が見込め、急速に普及しつつある。
シンガポール・テレコム(シングテル)、Teledirect、Sitelがトップ・スリー・プレーヤーに数えられる。シングテルによると、同社は60人以上のオペレーターを雇用、約30社にこの種のサービスを提供している。公共機関が全体の30%、シングテルの社内需要が20%、地元/外資系民間企業が各25%のシェアを占めている。
通常の交換サービス料金は1通話20セントで、企業は専属のオペレーターを雇用するのに比べ大幅に人件費を節約できる。より複雑なテレマーケッティング・サービスについては多少高めの料金が徴収される。サード・パーティー・コール・センターを利用することにより、企業は一般に20~30%のコストを節約できるが、アドミラルティー・リゾート・アンド・カントリー・クラブでは90%のコスト節約が達成されたと言う。(ST:7/20)
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