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1998-07-21 ArtNo.15783
◆<星>パックネット/シングテル、異なるリージョナル化路線志向
【シンガポール】スンバワン・グループ傘下のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)、Pacific Internet(パックネット)とシンガポール・テレコム(シングネット)は、異なるリージョナル化路線を志向している。
パックネットのニコラス・リー重役(CEO)によると、シンガポール市場は限られており、オフショアを志向して初めて事業の拡張が望める。これまでに香港、フィリピン、インドネシアに橋頭堡を築いた同社は向こう2年間に中国を含むアジア4ヶ国への進出を果たす計画だ。パックネットは香港第3位のISP、スーパーネットの支配権益とフィリピン第5位のパシフィック・インターネット・フィリピンズの少数権益を握っている。またインドネシアでは、パシフィック・インターネット・インドネシアの少数権益を一旦は取得したものの、最近の通貨危機でこれを手放し、フランチャイズ方式に転換している。
企業は安全確実な通信網を必要とするが、インターネットはそれぞれの国の通信インフラに依存するため、信頼性に不安がある。しかしパックネットはこれらの国との高速リンクを実現、確実で高品質な通信サービスを保証している。域内の主要地域を結ぶ高速通信網が完成すれば、VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)、インターネット・テレフォニー、ビデオ・コンファランス等、様々なサービスが提供できる。
パックネットは目下日本との間のエレクトロニク・コマース・サービスの実験を試みており、来年初には商業サービスが開始できる見通しだ。
これに対して、シングテルは専ら法人顧客を対象としたリージョナル・ネットワーク・サービスを準備している。
同社のヴィクター・クォク重役(ビジネス・コミュニケーション担当MD)によると、同サービスはインターネット・サービスとは異なるが、インターネットに接続される。リージョナル・ビジネス・ネットワークはインターネットに比べ高い信頼性と高品質なサービスが保証される。
これにより企業は海外オフィスを結ぶイントラネット、海外顧客とのエクストラネットを容易に構築でき、ハッカー等に対するセキュリティーも保証される。同社は近く新サービスの詳細を発表する予定だ。
またシングテル傘下のISP、SingNetもパックネット同様、今年末までには米国との間に45mbps(メガビット毎秒)の高速サテライト・リンクを設ける。これで同社の米国との間のキャパシティーはほぼ2倍に拡大されると言う。(BT:7/20)
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