1998-07-20 ArtNo.15772
◆<馬>時計製造にもパイオニア・ステータス:通産相
【クアラルンプル】マレーシア政府は時計産業を奨励しており、時計製造プロジェクトもパイオニア・ステータスや投資税額補助を申請できる。
ラフィダ通産相が17日催された第12回アジア時計貿易・工業振興会議の席上語ったところによると、現在マレーシアには時計製造に関わる企業13社が存在し、完成品の組立から、ローター・マグネット、電子時計モジュール、ヘア・スプリング、クリスタル・ジェネレーター、オシレーター(振動子)、ウォッチ・ダイアル、ケース、ブレスレット等の部品製造に携わっている。しかし、これらの企業の多くは外国時計会社の子会社で、その製品は日本、スイス、シンガポール、香港等の親会社に輸出されている。
今年初4カ月の同業界の売上は3億6540万Mドル、内輸出が3億1520万Mドルを占めた。昨年通年の売上は8億99950万Mドルで、輸出は前年の6億2280万Mドルから7億7110万Mドルに拡大した。一方、今年初4カ月の時計輸入は3億250万Mドル、昨年通年の同輸入額は8億7070万Mドルだった。(STAR,NST:7/18)
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