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1998-07-16 ArtNo.15733
◆<印度>LML、Piaggioとの合弁解消も
【ニューデリー】インド・スクーター市場シェア2位のLML Ltdにおける地元Singhania一族とイタリアのオート・メーカー、Piaggioの8年間に及ぶパートナーシップが解消される可能性が高まっている。LMLは14日、Kanpurの法廷にPiaggioとの紛争の裁定を求めるとともに、証取にそのことを報告した。
Deepak Singhania一族が8年前に、PiaggioのGiovanni Agnelli一族と取り交わした合弁契約には、「調印者の1人が合弁事業から撤退、もしくは死去した場合は、残るパートナーがその持ち分を平等に買い取る権利を有する」との一項が盛り込まれていた。
昨年12月にGiovanni Agnelli氏が癌で亡くなった後、Singhania一族は買い取り権の行使を図ったが、Agnelli一族により拒絶されたようだ。詳細は不明だが、こうしたことがきっかけで紛争が生じたものと見られる。
その実、両パートナーはこれ以前にも紛争を起こしており、1995年には、PiaggioがLMLの支配権買収を図ったが、Singhania一族の抵抗で目的を果たせなかった経緯がある。当時はPiaggioとSinghania一族がLMLの各23%のシェアを占め、Singhania一族が経営権を維持することで和解していた。
両パートナーは経営方針を巡っても反目しており、LMLはPiaggio製自動三輪車の製造を拒絶する一方、Piaggioに相談なく、モーターサイクル事業に進出、このためPiaggioはGreavesと50:50の出資率で、別の自動三輪車合弁事業を興している。
LMLは目下、モーター・サイクル事業を急拡大中で、国内市場の33%のシェア獲得を目指している。同社は近くモーターサイクル新製品Eagletを市場に投入する計画だ。(ET:7/15)
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