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1995-05-12 ArtNo.1573
◆<馬>MHS、航空機部品製造事業に進出も
【クアラルンプル】マレーシア・ヘリコプター・サービシズBhd(MHS)は、エアロスペース・インダストリーズ・マレーシアSdn Bhdの66.7%の権益買収を通じて、Airod Sdn Bhdを傘下に収めたことから、航空機部品製造事業への進出が可能となった。
MHSのソー・ファットライ会長が10日に催された年次総会後、マスコミに語ったところによれば、エアロッドは今後MHSグループの姉妹会社からより多くのビジネスを得ることができる。例えばマレーシア航空(MAS)はエアロッド社がその能力を有するならユニット部品の分解修理を任せられる。ロイヤル・エアー・カンボジ、エア・モルジブ、シュライナー・エービエーション・グループの権益も有するMHSは、今後引き続き異なる航空会社からの収入基盤を拡張する計画だ。しかしヨルダン王室航空への資本参加計画は失敗したと言う。 94年9月末締め半期決算で大幅な増益を達成したMASの通年の業績は、前年を上回る見通しだ。この他、不動産子会社テクノロジー・リソーシズ・プロパティーズSdn Bhdはプタリン・ジャヤに複数の軽工業/商業用地を擁し、TRIビルディングや隣接する別のビル、及びトラベロッジ・ホテルも所有しており、今後優良な業績を示すものと期待されると言う。またソー会長は、価格さえ妥当ならプルバダナン・ナシオナル・シッピング・ラインの権益を手放す用意のあることを明らかにした。(MBT:5/10,BT:5/11)
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